パネルの継ぎ目にスポット溶接の代わりに
エポキシ系のボンドで接着して強度を上げてやろうという作戦です。
ちなみに使ったボンドは下の2つ。
パーマテックス(15分硬化)×2セットとデブコン(120分硬化)×1セット
パーマテックスはトルク210kg/cm2だそうで耐熱は148℃
デブコンはよく分かりませんが耐熱は100℃ぐらいです。使用してみて若干パーマテックス社製品のほうが接着力が強い感じです。
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まずはパネルの隙間に軽くマイナスドライバーなどをハンマーで叩き込んで隙間をあけてやります。(あけすぎ注意です、もともとのスポットが飛びます。)
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後はひたすらあけた隙間ボンドを指先にて塗り塗り
軽くハンマーで広げた隙間をたたいて戻してあげます。
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後は ひたすら塗り塗り、マスキングテープを貼ると綺麗にぬれます
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こんな感じに塗りました。
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↓鉄板枚数の多いここら辺は、ボンド補強が効きそうです。↓[E:happy01]
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サイドシル部分もマイナスドライバーをハンマーで叩き込んでこれぐらい隙間をあけてやり、そこにボンドを注入してハンマーでたたいて形をなおしました。
※ハンマーで叩いて成形するほうがミニバイスなどではさむより確実に隙間がうまりました。
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今年は寒いので電動ミニファンヒーターをクルマのなかで使用。
ぬくぬく これでボンドも硬化しやすいです。寒いと120分硬化型のほうは硬化してくれません。
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色を塗ってプラダンボールで化粧板をつけて完成です。
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かなり指が汚くなります。ラッカーシンナーで拭くと綺麗になりますが、つめの中は汚い、コンビになどでお釣りもらう時 少し恥ずかしいです。
試乗するとかなり剛性があがったように感じました。溶接と違い設備・技術があまり必要ないので、オススメです。今後サーキットテストが楽しみです。
※注意 ドゥーラックリアクロスバーなど装着時にテンションを掛ける補強パーツを付ける場合、強いテンションにより最悪純正スポットやボンド接着がはがれるときがあります。そんな場合は対処法としてテンションをかけてからボンドを塗る。もしくはあまりテンションを掛けないという方法があります。もしテンションを掛けてボンドが剥がれたらあわてず、剥がれた部分を脱脂して剥がれた隙間にボンドを塗りなおせば又強力に接合します。